マイコプラズマに効くジスロマック

危険なウィルス

風邪をこじらせて肺炎になるケースはよく見られますが、この肺炎を引き起こす細菌やウイルスといった病原性微生物には、実にさまざまな種類のものがあり、医薬品の服用で治療する場合にも、原因となっている細菌やウイルスにぴったりと当てはまるものが処方されていることが重要となります。

たとえば、通常の細菌とウイルスとの、ちょうど中間ほどの大きさをもつ病原性微生物に、マイコプラズマとよばれるものがあり、これはしばしばマイコプラズマ肺炎を引き起こすものです。
症状としては、かわいたせきが何週間にもわたって続くというのが特徴で、学校や職場などで集団で感染してしまうこともあります。
このマイコプラズマは、普通の細菌であれば持っているはずの細胞壁をもたないため、細胞壁の合成を阻害することによって細菌による感染症を治療するはたらきのあるペニシリン系の抗生物質などを服用したとしても、まったく効果がないということになります。

こうした特殊なマイコプラズマのような病原性微生物に対応できる抗生物質としては、ジスロマックのような医薬品が知られています。
これは従来のペニシリン系とは異なるマクロライド系と呼ばれる抗生物質であり、細胞をつくっているタンパク質の合成を阻害するはたらきがあり、高濃度では殺菌作用もあります。
ジスロマックは、ほかにもクラミジアなど、これまでの医薬品では難しかった病原性微生物への対応力にすぐれており、特にマイコプラズマに対しては、各種のガイドラインで第一選択薬とされています。
ジスロマックは処方せん医薬品とされていますので、通常は専門の医師による診察により処方を受け、その指示にしたがって服用することになります。

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