クラミジアが原因の内因性うつ病、ジスロマックが有効

クラミジア感染症とはクラミジア・トリコマチスという細菌が引き起こす感染症です。
日本においては性感染症として広く知れ渡っています。
日本国内では約100万人が感染していると言われており、日本で最も多い性感染症と言われています。
この感染症は若い年代でも感染者がおおい事が特徴で、日本の高校生で性行為の経験がある人の約10%はクラミジア感染していると言われています。

クラミジア感染症では内因性うつ病が引き起こされると言われています。
その内因性うつ病とは一体何なのかをここから解説します。

内因性うつ病とは、体質や遺伝的要因から引き起こされるうつ病で、多くは心理的ストレスや喪失体験を契機に発症します。
クラミジア感染症はこの喪失体験を起こすことで内因性うつ病の引き金となります。
クラミジアが起こす喪失体験は不妊です。
女性には当たり前にある出産というイベントが喪失してしまうのです。
クラミジアは症状があまり出ない場合もあるので放置されがちですが、放置すると卵管等にまで感染が拡大し、卵管癒着による卵管閉塞が主な原因で不妊となります。

少しでも性器に異常を感じたら早く病院を受診することが大切です。
病院でクラミジア感染症によく使用されるのはジスロマックという抗生物質です。
ジスロマックは15員環マクロライド系抗生物質で、細菌のリボソームの50Sサブユニットを阻害することでタンパク質合成を阻害し、静菌的効果を示します。
ジスロマックの主な副作用として下痢が挙げられます。
これはジスロマックの抗菌効果が腸内細菌にも影響し、腸内環境が崩れてしまうこと、そしてジスロマックの有効成分のアジスロマイシンが腸管の運動を促進する効果があることが原因です。
下痢がひどい方は整腸剤を一緒に服用することをお勧めします。